疲れたけど、なんか良かったと思えた日。

 もう24時を回っていますが、今日(木曜日)は年末恒例の神社参りに行ってきました。自分、弟、姉、妹、そして母の5人。この神社は母側の父=お祖父ちゃんが指揮をしていることもあってか、自分たちにとってはもうおなじみな行事となっています。ただ今となっては苦痛とも感じられるこの御参り。その要因はやっぱりお経が読めないがために、母以外の僕たちはひたすら正座するばかりということだと、正直思う。もちろん、少しだけでもいいから心を込めてお祈りをするのは暗黙の了解という感じ。そしてなんとか御参りが終了、帰りにはお祖父ちゃんからお年玉を貰いました。好況とはいえないこのご時世なのに。本当に感謝してます。顔には出せていないけれど。ありがとう。


 さて、いつもの帰宅ルートもまたおなじみ。遠出してきたからにはそのままでは帰らない、というのが姉妹のモットーのようなものでして、やっぱり今回も大型デパートに寄ることに。姉妹が服やらなんやらを見ている間、僕・弟・母グループはふらふらっと書店へ。さすが大型デパートだけあって半端じゃないほどの質や量。語学に興味があったのでその関連の棚を覗いてみると、amazonで見に覚えのある書籍(変な表現ですね)がズラズラと並んでいた。なんでも揃っているとはこのこと。こんなに充実している書店を見るのは初めてだったので正直感動を覚えました。


 僕がその棚に夢中になっていると、母が「次の目標は英検やTOEICなんていいかもね」と呟いた。それもそうだなと思った。考えてみれば、高認の次が大学受験なんて差が激しすぎる。レベルの上げ方を失敗する可能性も正直高い。TOEICなら実践的な英語(話す・読む・聴いて理解できるなど)が学べるし一石二鳥な感じ。ただそのためだけに英語を学ぼうという気は出ないけれど。それでも、ひとつの通過点を作るという意味では、考えとかないといけないなと思います。


 今日は結局ひとつだけ本を買った。やっぱり一冊を熟読してから次を買うようにしないと、今までの経験上、全て中途半端にしてしまうから。有名な「ハートで感じる英文法」と迷ったんだけど、どうしてもこっちを選べという声が聴こえた・・・気がする。


ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の本

ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の本


 正直、世界一とかっていう宣伝文句がついているものは好きじゃないし、体が避けるように自然となってる。でもこれはパラパラと読んだだけでもすごい面白そうだったから、としかいえない。帰って早速読んでみた、感想は「なんかあの気難しい英語って感じがしない」。それもそのはず。文法用語が一切出てこない、いや「出さない」と筆者の方がなんと明言していた。


 用語といえばあれです。主語やら動詞やら副詞やらっていうやつです。あれ見ただけでもきらいになる人たぶんいるんじゃないかな。その文法用語が、文法書にも関わらず一切書かれていないって、どうですか。英語で一番いや〜な文法用語。あの訳の分からなくて、それでも英語を習得するためにと、胸を痛めながら覚えていた文法用語(少し言いすぎかな、いや言いすぎじゃないはず!)。もし将来、英語を使いたいという方がいらっしゃったらぜひ読んでみて。という自分はまだ最後まで読めてないのだけれど。あ、でもあっという間に30P読めたのはホント。


 最後にこの本の指針を引用させて頂くと「ひたすら読む」だそうです。事実、この本を読み終えたあとは、英語で書かれた小説などを読んでみようということになっています。そのための最低限必要な文法などを学ぶための準備書と言い切ってる。それだけ「読む」ことは重要なんだと教えてくれます。こういう指針って少し面白いですよね。一般的な文法書なら「次は英文読解だー」って感じなのに。これなら楽しみながら英語を習得できる気がする。もう早く読み終えて、シャーロックホームズやハリーポッターとかを読んでみたいと思っている自分が、ここにいます。


 気がついたら作文のときでも書かないような長文をだらだらと。自分でも驚きました。もう4時とか・・・。じゃあ最後の最後にひとつだけ。看板キャラの「ビッグ・ファット・キャット」通称「巨デブ猫」。この猫、ただ者じゃありません・・・。