学ぶ楽しさ

昨日は高認試験のための参考書を買いに少し遠くの書店まで行ってきた。買ったのはまず「生物I要点ハンドブック」。要点がまとまっていてかつ薄い。この量ならなんとか暗記できるなと思った。理科総合ではもうひとつを地学にしているけど参考書が極端に少ないようで(売ってない)。過去問中心で頑張ることに。


それから英語は「英文法のトリセツ」というのを買った。3冊で中学三年分を完了する形なのだけど、トリセツ(取扱説明書)と豪語するとおり、かなり魅力的な内容で、まるで自分だけの「攻略本」を手にしたようだった。大事なところを記しただけの参考書とは違い、読んでいて面白い。語りかける口調で本音を交えた話をしてくれる。「文型のSVOCなんて意味がわからないよね!」「ここからがボス戦だぞ!」とか本当にワクワクしてしまう。参考書でワクワクしてしまうなんて正直初めて。一見「不真面目」と思われる内容かもしれないけど、真面目にやるのが勉強とは限らないと思う。ほかにも「なんでこうだとだめなんだ!?」のように、つい間違ってしまいがちなポイントを読者の目線で説明してくれる。個人的には行間や配色などが素晴らしくて読みやすかったということも大きかった。手ざわりもいい。こういう良書は他科目でも出てほしいな。


そしてあとは「英語版ドラえもん」に一目惚れ。数年前に一度見たことはあるのですが。「トリセツ」という良書を発見できたからか「英語を得意科目にしたい」というやる気に乗ってついでに買ってしまった。漫画を読んでしかも勉強に役立つなんて楽しい。


まとめ。


勉強は「どれだけ楽しめるか」で決まると思った。「勉強」なんて堅苦しい言葉を口にするからいやになる。本来、学ぶということは楽しいはず。将来役に立つだろうから、文化や歴史を知ることによって〜、なんて万人受けするような意義じゃなくてもいいんじゃないかな。楽しくない勉強を仕方なく続けたって結果は生まれないだろうし、嫌々やるくらいなら他のことに時間を注いだほうが良いと思う。「つらい勉強にどれだけ耐えられるか」が勝負ではなく、「どれだけ勉強を楽しくできるか」。これを考えるだけでも救われる気がするなぁ。