思考

今日は、スイミングスクールに通う弟が、地方のテレビ局主催の水泳大会に参加するということで、父母と一緒に観に行った。もう夏だなと思うほどの暑さだったけど、野球をしてたこともあって、あまり気にならなかった。会場はさすが県庁所在地(変な例えだな)にあるだけあって、広いデカイ、沢山の小学生とその親御さんで熱気ムンムン。弟のレースが始まったのは、僕らがそこに到着して席に座った頃のこと。慌てて母さんが撮影しようとしたけど、半分くらいしか映せなかったみたい。それからはボーっと弟の同級生らの泳ぎを見たりしていた。


弟の泳ぎのことはさておいて、というと話が逸れるけれど、なんだかいろいろと考えさせられる部分が多々あった。弟やその同級生らが頑張って泳いでいるのを見ると、以前は僕も、運動音痴なりにああやって必死に汗流してやってたなぁと思ったりもしたし、もっといえば、「そういうことをしていた"過去"もあった」という思いが今置かれている現状と対比させ、本当にこのままでいいのかと自問自答させられる。外に出る度、どれだけ自分がちっぽけな存在かを認識させられもすれば、自分を変えたからといって現実が大きな動きを見せるわけでもないことも、薄々わかってくる。何かを変えるには、何かを起こさなければいけない。でも何かを起こしたからといって、必ずしも自分の理想に近づくわけでもない。むしろ、何も変わっていないことに悲嘆することもある。もうどうすればいいかわからなくなってきた。前に進まなければならないことはわかる、後ろに道はないから。でも、本当に前には道があるんだろうか・・・。