CLAYMORE 1〜14巻 読破

CLAYMORE 6 (ジャンプコミックス)

CLAYMORE 6 (ジャンプコミックス)


最初は画風に慣れなかったけど、段々と慣れてきて、それと同時に、一気に物語に引き込まれた。泣けた。大切なものを守るっていうことの重み。美しさ。残酷さ。それを強烈に印象として植え付ける独特の描写。この人にしか描けない作品、この人だから描くことのできる作品。中にはグロいシーンも多々あるし、ついさっきまで話していた仲間の体が引き裂かれるところを目の当たりにしたりもする。でもそういった閉ざされた部分をありのままに描いてくれるからこそ、生きる価値、というのを見いだすことができるのかもしれない。僕みたいな病みかけな人は読んじゃいけない作品。そういう人であればあるほど、衝撃が何もかも強すぎて、スタートの位置をまた引き直さないといけなくなるかもしれないですから・・・。


でも、少なくとも僕はこの作品に出会えて本当に良かった。もちろんまたスタート引き直さないといけないけど。読まないと生きてて損。そうとしかいいようのない、そう思えてしょうがないくらい、巨大で、残酷で、儚くて、そして美しい物語。