ゲーム脳

学校の保健室前に貼っていたゲーム脳についてのポスター。ゲームをやりすぎるとゲーム脳になって、小さなことでキレやすくなったりと、率直に言えばバカになるらしい。それを見た頃はそんな馬鹿な話があるもんかと信じてなかったけど、今ならつくづく痛感する。不登校になってからは毎日ゲームばかりしてた。もちろん不登校そのものにも原因はあるのだけど、すぐにイライラするようになった。おかげでいくつもコントローラが壊れた。自分でも異常だと思うくらい。タバコとかと同じだな。目先の快感に誘われてそれを当然と続けるあまり、いつのまにか自分の精神やら体やらをボロボロにしていると。ゲームは自分を何一つ変えてくれない。そう前にも書いたはず。なのに今こうして甘い罠に誘われて、何度も同じ事を繰り返す自分が居る。情けない。本当に。せっかくの誕生日だっていうのに、もうズタズタだよ。不登校で一人だった頃の唯一の楽しみだったから感慨深いとかなんとか言ってるからいけないんだ。もうゲーム機は捨てる。たぶん熱が冷めれば後悔してる自分がいるだろう。けれど、それは前に進むために必要な後悔だと思うから。ゲームは何一つ変えてくれないどころか、自分の精神を蝕む存在だから。だから遅くなったけど、お別れしないといけない。