英文法のトリセツ
英文法のトリセツ?英語負け組を救う丁寧な取扱説明書 じっくり基礎編
- 作者: 阿川イチロヲ
- 出版社/メーカー: アルク
- 発売日: 2005/02/08
- メディア: 単行本
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という書で文法の勉強をしています。このトリセツは三冊あって、一年ずつの計中学三年分の基礎を学ぼうというものです。これは中一編。ただ、中一レベルといっても、「中一で習いたかった文法」であって「簡単な文法」ではありません。事実、自分が中一のときなんてこんなに詳しく習いませんでした。ABCから始まって、「Do you like English?」を言えたらよかったような記憶があります。それもなぜ「Do」を疑問文の最初につけるかなど知る由もありません。でも、このトリセツではそういう、今の英語ぎらいを作ってしまった原因である小さな何故を紐解いていってくれます。
それと、中学三年分ってことで「これ終えても高校レベルの文法しないといけないのか」と思ってたのですが、いや実際そうなんですが、センターレベルの英文法ならこれだけでいけそうな気がします。そもそも高校で習う英文法は中学英文法をさらに掘り下げてやっているだけなので、高校レベルの基礎だって中学のときで完了しているはずなんです。だから一概に「中学レベルなんて」と言えないかんじです。もちろん二次試験などは、これだけでは通用しないと思います。
大岩のいちばんはじめの英文法―大学受験英語 (東進ブックス―気鋭の講師シリーズ)
- 作者: 大岩秀樹
- 出版社/メーカー: ナガセ
- 発売日: 2005/03
- メディア: 単行本
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トリセツは書店で偶然見つけて買ったものでしたが、本来はこの「大岩のいちばんはじめの英文法」を買う予定でした。高校の基礎英文法ならこれ!というほど人気があるようで、自分も少し読んでみてこれはわかりやすいなーと感じました。それに一冊で終わらせられるのもいいですよね。一冊ならこれをマスターすればいいという意識が生まれやすいです。
感想としては、「大岩英文法」はさっさと高校基礎を終わらせたい方に、「トリセツ」は英語を克服しつつ基礎を完成させたい方に、お勧めです。トリセツは三冊で1000P近いので時間に余裕がある方向けですが...けれど、口語調で解説しているのと(大岩英文法もそうですが)、思わず「そりゃ、そうだ!」と言ってしまうような話し方をするので、楽しみながら学びたい方にはすごい神みたいな本だなとか思いました。いちおう出版は英語教材最王手のアルクですー。