頑張れ

僕は評論家という立場のひとがきらい。実際にその場に立ったひとなら良い。でも、自分でやったこともないのに、批判したり、あーだこうだと自分の意見を主張するひとは所詮、口だけだと思うし、「理屈はいいからやってみてよ」と言いたくなってくる。やっぱり、いつまでも「選手」でありたいな。苦痛や困難に耐えながら、なお努力し続ける選手は本当にかっこいい。そして美しい。棒高跳び世界新に挑戦していたエレーナさんの姿を見ていたら、そう思わずにはいられなかった。最終的には届かなかったけれど、終わったあとも笑顔を絶やさなかったのが印象的で、とても応援したい気持ちになった。こみ上げてくる悔しさは、並大抵のものじゃないだろうのに。